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梅雨入り前に見直したい!境界標と排水トラブルの関係
2025年06月01日
6月、いよいよ梅雨入りの季節。
雨が続くこの時期は、水の流れや地面の変化によって、思わぬ“ご近所トラブル”が起こりやすくなります。
実はその背景には「土地の境界」が関係していることもあるのです。

「排水の流れ」と「境界」の意外な関係
こんなこと、ありませんか?
大雨のあと、自宅の庭がいつもよりぬかるむ
隣地から水が流れ込んでくるようになった
排水路がどちらの土地のものかわからずモヤモヤ…
こうしたご相談、実はこの時期に増える傾向があります。
特に問題になるのが「排水路の位置」と「土地の境界」が曖昧な場合。
昔から“なんとなく”の感覚で管理していたエリアが、
境界未確定のままになっていることで、責任の所在や整備の可否がわからなくなってしまうのです。

境界標が失われていることも
さらに、雨や風で境界標(杭や鋲)がずれていたり、
雑草や土砂に埋もれて見えなくなってしまっているケースも少なくありません。
「見えない=誰の土地か不明」という状態は、
排水工事や改善の妨げになるだけでなく、トラブルの種にもなります。

調査士による境界調査で安心を
私たち土地家屋調査士は、土地の境界を専門に扱う国家資格者です。
「境界標が見当たらない」「排水路の位置関係をはっきりさせたい」
そんなときには、現地調査・資料調査・測量を行い、土地の境界を明確にします。
放置すればするほど、関係がこじれるリスクが高まるため、
“まだトラブルになる前”にこそ、境界の確認は大切です。
最後に
雨が多いこの季節だからこそ、
土地の状態や境界標の有無を見直すチャンスでもあります。
「何年も見ていない裏の境界杭、大丈夫かな…?」
「昔から使っている排水路、本当にうちの土地の中?」
そんな“ちょっと気になる”を、
土地家屋調査士がしっかり確認・整理いたします。
お気軽にご相談くださいね。

安達土地家屋調査士事務所
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